Google Colab で C言語

概要

 Google Colabを用いてC言語をコンパイルして,実行するまでの方法を記載する.

※とりあえず実行してみたい場合は,ページの最後にC言語が実行可能なコードを掲載したGoogle Colabへのリンクが掲載してある.

環境

  • Google Chrome
  • Win10 PC
  • Google Colab Pro+

方法

 Google Colabの使い方や概要は,他ブログにお任せする.恐らくは,何の設定をせずとも,gccコンパイラでC言語を実行することはできる.一方で,以下の設定をすることでsyntax highlightが表示されるようにため,ソースコードが読みやすくなる(設定なしでもsyntax highlightが表示されているブログもあったが,私の環境では設定しないとできなかった).

1.ipynbファイルの設定変更
 Google Colab上でipynbファイルを新規作成し,ローカルにダウンロードする.その後,メモ帳などでipynbファイルを開き,以下の箇所をC言語仕様に書き直す.

ipynbファイルの修正箇所(kernelspecとlanguage_infoの部分を修正する)

2.ipynbファイルをGoogle Colabにアップロードする

3.C言語のコードを記述しセルを実行することで,C言語のソースファイルが生成される.

%%file hello.c
#include<stdio.h>
int main(){
  printf("hello world\n");
  return 0;
}

4.コンパイルする

!gcc hello.c -o hello

5.実行する

!./hello

不便な点

 セルでは,Ctrl+Z(or Ctrl + D)によるEOFのキーボード入力ができない(つまりターミナルが使えるProやPro+でないと入力不可).実行時に,テキストファイルをリダイレクトで与えれば良いだけですが.

サンプルコード

C言語 on Google Colabのテンプレ(C言語用の設定済みファイル)
https://colab.research.google.com/drive/1XuNOANYJ0f3gbQzpgWvtu2zghhnrE6YL?usp=sharing

コメント

タイトルとURLをコピーしました