3Dモデルが無料でダウンロードできるサイト(随時追加)

3Dモデルが無料でダウンロードできるサイトをまとめる(他のサイト[1][2]に掲載があるサイトは,割愛).

Three D Scans(石膏像のスキャンモデル)

Three D Scans
Free 3D scan archive

ウィーンやパリの博物館の所蔵品(石膏像)をスキャンして得られた3Dモデルがダウンロードできる.ファイル形式は,obj形式.

ライセンスは,All scans can be downloaded and used without copyright restrictionsとのこと(著作権フリーってことか?ちょっと不明瞭).

きれいにスキャンされてるので,Geomagic Design Xでソリッド化する方法を試したところほとんど欠陥が無く,容易にソリッド化できた.

NIH 3D Print Exchange(タンパク質や臓器などのモデル)

NIH 3D

生物医学に関連する3Dプリント可能なモデルがダウンロードできる.分子モデルや臓器のデータなどがあって重宝する.米国のNational Institutes of Health(NIH)が運営してるみたい.ファイル形式は,モデルによって異なるが,stl,vrml,x3d形式が多い.ライセンスもモデルによって異なるので,要確認.

MISUMI PARTcommunity(機械部品のモデル)

Misumi PARTcommunity 2D/3D Models
3D CAD models

ミスミで扱っている製品のCADデータが集約されたサイト.ブシュ、ベアリング,空圧シリンダなどなど,様々な機械部品の3Dモデル(CAD用)がダウンロードできる.ブラウザ上で,部品の3Dモデルを見れる.

ダウンロードには会員登録が必要(注:ミスミのアカウントではログインできない.MISUMI PARTcommunityのアカウントを作成する必要がある).Gmailを登録したらダウンロードできないファイルがあった.所属のメールで登録したらダウンロードできたので,メールアドレスは会社や大学のアドレスを登録すること.
3Dモデルの拡張子の種類は多い.各種CAD(Creo,SolidWorksなど)用のファイルや,obj形式でダウンロードできる.

欲しいデータを選んで,「CADデータ生成」を押すと,ファイル形式の選択画面に入る.CADデータを生成すると,CADデータのリストが表示される(上図の右下)ので,「ダウンロード」でダウンロードする.

【追記】PARTcommunityは,misumiだけのものじゃないらしく,以下のサイトでも同様のCADモデルがダウンロードできた.アカウントはmisumiのPARTcommunityで作成したアカウントが使えた.世界版(世界のメーカーのCAD図)もあるので,色々な部品のデータがダウンロードできる.

日本版 https://www.3dfindit.com/ja/cad-bim-library/manufacturer?portal=web2cad
世界版 https://www.3dfindit.com/ja/cad-bim-library/manufacturer?portal=web2cad-wwc

CADモデルを検索できる以下のサイトも便利そう.

 https://www.3dfindit.com/ja/?lang=ja_JP

Artec 3D(機械部品や手などのモデル)

3D Models
Download high resolution 3D scans in .OBJ, .STL, .PLY or .WRL for FREE. Ranging from industrial to anatomical, the models were made using Artec 3D scanners and ...

Artec3Dを用いて取得された3Dモデルを配布している.工業製品やメディカル,アート,教育に関係した3Dモデルのサンプルがある.

九州大学 3Dデジタル生物標本

3D models by ffish.asia / floraZia.com (@ffishAsia-and-floraZia)
View 3D models by ffish.asia / floraZia.com (@ffishAsia-and-floraZia)

フォトグラメトリ(被写体を様々な角度から複数撮影することで3Dモデルを構築する手法)で得られた生物標本をダウンロードできる.Sketchfab上にアップロードされている.
 
ライセンスは,CC Attribution-NonCommercial(非商用)とのこと.ライセンスを購入することで,商用・クレジット無しでの利用が可能になるようである.

ファイル形式はGLBやglTG等の形式なので,3Dプリントするためにはstlファイル等への変換が必要である.Blenderなどのフリーソフトを用いて変換すると良い.ウェブ検索で探しても意外と記事がないが,GLBやglTG形式のファイルをインポートした後に,stl形式でエクスポートするだけでOK.

九州大学の研究プロジェクトの結果らしい.
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/802/

参考

[1] フリーで使える!おすすめ3Dモデルサイト30選 https://jp.eagle.cool/blog/post/best-websites-to-download-free-3d-model-with-high-quality
[2] 3Dデータを無料で入手できる優良サイトのご紹介 https://i-maker.jp/blog/3dprinter-figure-data-good-url-15959.html

コメント

タイトルとURLをコピーしました